2013年9月2日
よくあるトラブル
派手に転んだ後に変速が不安定になったり、チェーンが外れやすくなったりする。
意外と多いトラブルですが、これは転倒した際にリアディレーラーが路面等に当たり、取り付けられているディレーラーハンガーというパーツが曲がってしまうことが原因で起きるトラブルです。
少し曲がった程度であれば、5ミリの6角レンチ(トルクスの場合もアリ)をリアディレーラーの取付ボルトに差し込み、それを軸にリアディレーラー本体を曲げないようゆっくりと戻してやることで応急処置が可能です。
しかし、その状態では快適な変速は得られません。ハンガーを曲げてしまったら、プロショップで、ちゃんと修正してもらいましょう。
ハンガー修正を何度か繰り返して行うと、ハンガーに画像の様な金属疲労によるシワが出てきます。
このような状態になったら、ディレーラーハンガーは要交換、もちろん大きく曲げてしまったハンガーも同様であります。