2013年6月21日
先日遭遇した、なかなか難儀だったトラブル。
バイクに人が乗車したときだけリアホイールから異音が発生するという、よくありそうなトラブル。
この異音というのが、リアハブのゴムシールがハブ本体と干渉して発生する、鳥のさえずりのような異音とよく似ている。
原因と思われる箇所をいろいろ調整してもなかなか現象が収まらず、ハテ?サテ?と頭を抱えだしたときに、オーナーさんから頂いたヒントが、山でパンク修理をした後から、この異音が発生し始めたということ。
取りあえずタイヤとチューブをホイールから外してチェック。異常の無いことを確認し、タイヤを元に戻したところ、なんとその異音は見事に収まってしまったのでありますな。
結論からいうと、パンクを修理した後、タイヤのビードがリムにしっかり収まるまでエアを入れなかったのが、その原因ではないかと。
ビードが浮いた部分に荷重がかかる度、タイヤのサイドウォールとリムとが擦れ、今回の異音を発していたというわけ。
いずれにせよ、タイヤをホイールに装着する際は、ビードがリムにしっかりと収まるまでエアを入れることが肝心ということで。