2014年9月12日
オーバーホールのご依頼を受け、入院してきた某有名ブランドのMTB。
分解作業中、ホローテック2のBBを外したところ、BBシェルにフェースカットが施されていないばかりでなく、シェル内側にはバリ的な突起物が。
もしやと思い、BBをチェックするとやはりベアリングにダメージを受けておりました。
ホローテック2のBBを使用する際は、事前にBBシェルのフェースカットを行うことが基本ですが、このバイクはフェースカットや、BBにダメージを与えるであろう突起物の処理もされないまま、BBが取り付けられていたというわけ。
対処として突起物を丁寧に研磨した後、BBシェルのフェースカットを行いましたが、もはや、有名ブランドのバイクとは思えない、超やっつけ仕事!まさに「口アングリ!」でありますな。