2015年2月16日
もう当たり前の話ですが、部品に画像の様な表記がされている場合は、その指定トルク以内で締めるようにしましょう。
もし、トルクレンチをお持ち出ない場合は6角レンチであれば、なるべく首の近くを持って慎重に締め込んでください。
例えば、カーボンハンドルをステムでクランプする際、必要以上のトルクをかけてしまうとハンドルのクランプ部に大きなダメージを与えてしまう可能性があります。
上の画像はFOX 40 FLOATのエアスプリングの容量を調整するスペーサーを固定するボルトですが、ユーザーが固定する際に強く締め過ぎてしまったため、結果としてこのボルトが外せなくなってしまいました。(弊店で外れる様に処置しました。)
6角レンチで締めるこのボルトの締め付け規定トルクは3.4Nm、指定トルクの小さいパーツを扱う場合は特に慎重に作業するよう心がけましょう。